【半年住んで分かった】ZEH賃貸は本当に快適?木造アパートから引っ越したリアルな感想

生活
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家探しをしていると、「ZEH(ゼッチ)賃貸」という言葉を見かけることがありますよね。

「普通の賃貸と何が違うの?」

「電気代は本当に安くなる?」

「家賃が高くても住む価値はある?」

私も実際に住むまでは、ZEHについて詳しく知っていたわけではありません。

約2年間家を探し続け、2026年1月に木造1DKから新築のZEH賃貸2LDKへ引っ越しました。

今の家は約60㎡で、夫婦2人で暮らしています。

この記事では、ZEH賃貸に半年ほど住んで感じたメリット・デメリットや、以前の木造アパートとの違いを正直に紹介します。

ZEH賃貸が気になっている方や、家賃だけで物件を決めてよいのか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

ZEH賃貸に決めるまで約2年間家を探していた

実は、今の家に出会うまで約2年間家探しをしていました。

きれいな物件や新しい物件はありましたが、なかなかすべての条件がそろいませんでした。

例えば、設備や内装がきれいなシャーメゾンも候補に入れていましたが、今の家と同じくらいの家賃では1LDKほどの広さしかない物件も多く、夫婦2人で長く住むには少し狭いと感じていました。

私たちは車を2台所有しているため、駐車場が2台確保できることも大切な条件でした。

物件自体がよくても、駐車場が1台分しかなければ諦めなければなりません。

ほかにも、次のような条件を重視して家を探していました。

  • 西向きと北向き以外
  • ある程度きれいな物件
  • 夫婦2人で暮らしやすい広さ
  • 駐車場を2台確保できる
  • 通勤や生活に便利な立地
  • 周辺道路が混みすぎない
  • 駐車場に車を入れやすい

家は毎日帰る場所です。

道がいつも混んでいたり、駐車場に車を入れにくかったりすると、家に帰ること自体がストレスになってしまいます。

そのため、部屋の中だけでなく、立地や周辺環境も妥協したくありませんでした。

今の家に決めた理由

今の家は、私が生まれ育った地域に近い場所にあります。

家賃も条件を考えれば無理のない範囲で、新築の入居募集が始まったばかりだったため、まだ誰も入居していませんでした。

そのため、複数の間取りや部屋の位置から好きなタイプを選べる状態でした。

  • 生まれ育った地域に近い
  • 新築
  • 約60㎡の2LDK
  • 駐車場を2台確保できる
  • 南東向き
  • 希望する部屋を選べる
  • 家賃が予算の範囲内

これだけ好条件が重なる物件は、2年間探してもなかなかありませんでした。

実は、最初から「ZEH賃貸に住みたい」と思って探していたわけではありません。

希望する条件がそろった物件が、たまたまZEH賃貸だったというのが正直なところです。

しかし実際に住み始めてから、電気代や室内の快適さに驚き、ZEH住宅のよさを感じるようになりました。

ZEH賃貸とは?

ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。

断熱性能を高めたり、省エネ性能の高い設備を取り入れたりすることで、住宅で使用するエネルギーを減らすことを目指した住宅です。

物件によって設備や性能は異なりますが、一般的には次のような特徴があります。

  • 断熱性能が高い
  • 冷暖房の効率がよい
  • 省エネ設備が使われている
  • 光熱費を抑えやすい

私の家はキッチンがIHで、お風呂や給湯には都市ガスを使用しています。

完全なオール電化ではありません。

専門的な性能の違いまでは分かりませんが、実際に住んでみると、以前の木造アパートとは室温や光熱費に大きな違いを感じました。

ZEH賃貸に半年住んで感じたメリット

電気代が想像以上に安かった

住み始めて一番驚いたのは、電気代の安さです。

冷房や暖房をほとんど使用しなかった5月と6月は、電気代が月3,000円ほどでした。

我が家はキッチンがIHなので、料理をするたびに電気を使用しています。

それでも月3,000円ほどだったため、請求額を見たときは「こんなに安いの?」と驚きました。

冬は暖房をしっかり使用して、月1万円ほどでした。

以前の家では電気代が月1万5,000円ほどかかることもあったため、部屋が広くなったにもかかわらず、電気代は安くなっています。

もちろん、電気代は契約内容や生活スタイル、使用する家電によって変わります。

あくまで我が家の場合ですが、ZEH賃貸に引っ越してから電気代の負担はかなり軽くなったと感じています。

冬はエアコンだけで暖かく過ごせた

以前住んでいた木造アパートでは、冬になるとエアコンだけでは寒く感じていました。

エアコン以外にも、ヒーターや暖房器具が欲しいと思うほど寒い日もありました。

今の家では、冬でもエアコンだけで十分暖かく過ごせました。

暖房をつけると部屋が暖まりやすく、以前のように足元から冷える感覚も少なくなりました。

暖房を使用した月の電気代も約1万円だったため、暖かさと電気代の両方に満足しています。

夏は外より室内の方が涼しく感じる

まだ真夏に一日中冷房を使用する時期は経験していませんが、春から初夏にかけては、外から帰ってくると室内の方がひんやりしていると感じました。

外の気温が30℃を超える日は、さすがに室内も暑く感じます。

それでも、以前の家と比べると暑さが室内にこもりにくいように感じています。

冷房を使用するときの設定温度は、25℃くらいです。

真夏にエアコンをしっかり使用した場合、電気代がどのくらいになるのかは、今後確認して追記したいと思っています。

気密性が高く、室温が保たれやすい

実際に数値を測ったわけではありませんが、住んでいて気密性が高いように感じます。

冷房や暖房を使用すると室温が安定しやすく、外の気温の影響を受けにくい印象です。

前の木造アパートでは、冬に暖房をつけても部屋がなかなか暖まらなかったり、夏に外の暑さがそのまま室内に入ってきたりしていました。

今の家では、外と室内の温度差をしっかり感じます。

外の音が気になりにくい

今の家に引っ越してから、外の音や周囲の生活音があまり気にならなくなりました。

ZEH住宅だから必ず防音性が高いとは限りませんが、建物の構造や窓の性能なども関係しているのだと思います。

家で静かに過ごせることは、想像以上に快適です。

仕事から帰ってきたあとも、周囲の音を気にせずゆっくり過ごせています。

南東向きで朝日が入る

家探しでは、西向きと北向き以外という条件を決めていました。

以前の家は真西向きで、朝は日が入らず、夏は強い西日で室内がかなり暑くなっていました。

今の家は南東向きなので、朝に自然光が入ります。

朝から部屋が明るく、カーテンを開けたときの気持ちよさは以前の家とは比べものになりません。

日当たりは、家の中の快適さだけでなく、朝の気分にも影響すると感じています。

ZEH賃貸に住んで感じたデメリット

家賃は比較的高い

ZEH賃貸は、一般的な木造アパートと比べると家賃が高めに設定されていることがあります。

以前の家賃は月6万円ほどでしたが、現在は月10万円ほどです。

家賃だけを見ると、月4万円ほど上がっています。

ただし、以前は1DKでしたが、現在は約60㎡の2LDKです。

広さや新築であること、設備、立地などを考えると、現在の家賃は地域の相場から大きく外れてはいないと思っています。

駐車場代が高い

我が家は車を2台所有しているため、駐車場代も毎月かかります。

物件自体には満足していますが、駐車場代は高いと感じています。

車が必要な地域では、家賃だけでなく、駐車場代を含めた金額で考えることが大切です。

家賃が予算内でも、2台分の駐車場代を加えると想像以上に高くなることがあります。

収納が少ない

住み始めてから「もう少し収納があればよかった」と感じました。

約60㎡の2LDKなので生活する広さは十分ありますが、収納スペースは思っていたより多くありませんでした。

内見のときは部屋の広さや設備に目がいきやすいですが、収納の奥行きや数、手持ちの荷物が収まるかどうかも確認した方がよいと思います。

本当はガスコンロがよかった

私はもともとガスコンロ派だったため、IHキッチンは妥協した条件の一つでした。

物件の立地や広さなど、ほかの条件を優先してIHを受け入れました。

実際に使ってみると、IHは天板が平らで掃除しやすく、慣れれば大きな不便はありません。

ただ、火を見ながら料理したい人や、使用したい調理器具がある人は、内見前にコンロの種類を確認しておくことをおすすめします。

前の木造アパートと現在のZEH賃貸を比較

以前の家と現在の家を簡単に比較すると、次のようになります。

比較項目以前の家現在の家
間取り1DK2LDK
広さ現在より狭い約60㎡
家賃約6万円約10万円
建物木造アパート新築ZEH賃貸
方角真西向き南東向き
電気代高い月は約1万5,000円約3,000円〜1万円
ガスプロパンガス都市ガス
ガス代高い月は約1万2,000円約6,000円
冬の暖房エアコンだけでは寒いエアコンだけで快適
夏の室温西日でかなり暑い外より涼しく感じることがある
気になることがあったあまり気にならない
駐車場2台確保2台確保

家賃は上がりましたが、電気代とガス代は以前より安くなりました。

以前は、電気代が約1万5,000円、プロパンガス代が約1万2,000円かかることもありました。

現在のガス代は約6,000円です。

5月や6月の電気代は約3,000円だったため、光熱費だけで比べると大きな差があります。

固定費は約3万円上がったけれど満足している

家賃や駐車場代、光熱費などをすべて含めると、以前の家から固定費は月3万円ほど上がりました。

安くなったわけではありません。

ただ、1DKから2LDKになり、部屋の広さも大きく変わりました。

新築で設備がきれいになり、日当たりや防音性、室内の暖かさも改善しました。

そのため、月3万円の差は、暮らしやすさを考えると妥当だと感じています。

家賃だけを見れば、以前の家の方が安かったです。

しかし、電気代やガス代、住み心地、毎日感じるストレスまで含めると、今の家に引っ越してよかったと思っています。

家賃だけで物件を決めない方がよいと感じた理由

家探しでは、どうしても家賃の金額が一番気になります。

もちろん、無理なく支払える家賃であることはとても大切です。

ただ、家賃が安くても次のような負担があると、毎日の満足度は下がってしまいます。

  • 光熱費が高い
  • 夏は暑く、冬は寒い
  • 日当たりが悪い
  • 道が混んでいる
  • 駐車場に車を入れにくい
  • 収納が少なすぎる
  • 周囲の音が気になる

私は2年間家探しをしたことで、自分が何を優先したいのかが分かるようになりました。

すべての希望をかなえる物件を見つけるのは難しいため、譲れない条件と妥協できる条件を分けておくことが大切だと思います。

私の場合、IHキッチンは妥協できました。

一方で、方角や立地、駐車場2台、物件のきれいさは譲れない条件でした。

ZEH賃貸がおすすめな人

実際に暮らしてみて、ZEH賃貸は次のような人に向いていると感じます。

  • 冷暖房費を抑えたい人
  • 暑さや寒さが苦手な人
  • 新築や築浅のきれいな家に住みたい人
  • 長く住める物件を探している人
  • 家賃だけでなく住み心地も重視したい人
  • 在宅時間を快適に過ごしたい人

一方で、とにかく家賃の安さを最優先したい人には、ZEH賃貸は高く感じる可能性があります。

物件ごとに家賃や設備、断熱性能は異なるため、ZEHという名前だけで決めず、立地や間取り、光熱費の仕組みも確認することが大切です。

まとめ|ZEH賃貸に引っ越して暮らしの満足度が上がった

約2年間家探しを続け、ようやく見つけた新築のZEH賃貸。

最初からZEH住宅を探していたわけではありませんでしたが、半年ほど暮らしてみて、電気代の安さや冬の暖かさ、夏の過ごしやすさを実感しています。

現在の家で特によかったと感じている点は、次のとおりです。

  • 冷暖房を使用しても電気代が比較的安い
  • 冬はエアコンだけで暖かい
  • 外の暑さや寒さの影響を受けにくい
  • 外の音が気になりにくい
  • 南東向きで朝日が入る
  • 2LDKになり、夫婦2人で暮らしやすくなった

一方で、家賃や駐車場代は以前より高くなり、収納の少なさやIHキッチンなど、少し気になる点もあります。

それでも、毎日の暮らしやすさや光熱費、立地まで含めて考えると、今の家を選んでよかったと思っています。

家は毎日帰る場所です。

家賃の安さだけでなく、日当たりや立地、室内の温度、駐車場の使いやすさなども含めて選ぶことで、暮らしの満足度は大きく変わります。

真夏にエアコンを長時間使用したときの電気代はまだ分からないため、夏を過ごしたあとに追記する予定です。

ZEH賃貸を検討している方や、なかなか希望する物件が見つからず悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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